どうもさっそくいらっしゃいませ、今井でございます。本日はシアターコクーンで『道元の冒険』を見にいきます。『天保十二年のシェイクスピア』『藪原検校』に続く、井上ひさし・作、蜷川幸雄・演出の第3弾です。
日本曹洞宗の開祖・道元と怪しげな新興宗教の教祖。七百年余りの時空を越えて、夢の世界でもつれあう二人の男の記憶と思想。〝冒険〟の果てに描き出される、信仰と社会の狂気とは—?
出演者全員が坊主頭で並ぶ、あのチラシのお芝居です。蜷川さんと井上さんは、初恋の相手と老境を迎えて再会したかのように、舞台でその喜びの輝きを放っています。井上戯曲をこれほど、パワフルに演出できるのは、やはり“世界のニナガワ”しかいないのではないでしょうか。
僕らにしてみては、かつてのエロチックで、ブラックな笑いに満ちあふれた井上戯曲を、現代の人気俳優という肉体を通して観られるのは、本当にうれしいことです。そして、井上さん、蜷川さんの顔合わせは今が旬なのだと思います。プロレスなどの場合、よく全盛期のタイミングを失った夢の対決に対し、「いまさら」感をもって語られることがありますが、僕はそうは思いません。出会った時が旬! だってここで出会う運命だったのだから、それを素直に喜びたいのです。
先週末は、劇団俳優座『金魚鉢の中の少女』、『STOMP』、音楽座ミュージカル『リトル・プリンス』、そして7日(月)にブロードウェイ・ミュージカル『PIPPIN』を見ました。もはや元宝塚の称号もいらない感のある、宮本真希さん。ミュージカルは13年ぶりなんだそう。いやー、お見事。歌、うまいっす。もっともっと舞台もやってほしい方、発見!
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