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藪原検校とぬけがら

2007/05/13 08:45

 

 どうも、さっそくいらっしゃいませ、今井でございます。なんだか、福岡に行った一日をのぞき、一日もまるまる休めなかったゴールデンウィークもずいぶん過ぎ去りましたが、どうなんでしょう、この土、日曜のほうが少しゆっくりできてます。雑誌のように発売日が決まっていると、なかなかカレンダー通りの休みはできないんですよね。印象から言うと、日本の休日は前半に偏ってる気がしませんか。なんか、いっぱい休日・祝日を損している気がしちゃうんですよね。

 さて、渋谷のシアターコクーンの『藪原検校』が開幕しました。井上ひさし蜷川幸雄という日本を代表数する演劇人の顔合わせ、その第2弾。目が見えずに生まれ、座頭として生きる主人公・杉の市が、晴眼者と肩を並べて生きるには金、金、金とセックスと殺人を繰り返しながら検校の地位目指して成り上がって行くという物語。
 海外でも評判の高い本作は、実に演劇らしい演劇なんですね。綱を使った演出は座頭たちの命綱でありながら目が見えないことで八方ふさがりの状態を表現しています。杉の市役の古田新太さんが語る早物語、3人のキャスト以外はいくつもの役柄をとっかえひっかえ演じる達者ぶり……。それから、ギター奏者の赤崎さんの頑張りもこの作品のキーポイント。ギターにも注目してみると、感動がさらに膨らみます。
 いわゆる放送コードにひっかかりそうな言葉が満載。たぶんテレビでは放送しずらいだろうし、するにしても冒頭に「不穏当な表現」みたいな断りが出さざるを得ないんじゃないかな。でも、この一つ一つの単語がそれでないと意味がないことが、舞台を観ると分かります。こういう舞台を観ると、舞台の表現の豊かさを感じます。


 舞台の表現の豊かさといえば、文学座の『ぬけがら』もそう。みなさんが文学座にどんなイメージがあるか、日本の名作だとか、海外の戯曲だとかの上演で定評があると思ってらっしゃるようでしたら、『ぬけがら』はおよそそのイメージからはかけ離れた作品です。名古屋のB級遊撃隊・佃典彦さんの書き下ろした作品は、初演時、2006年の岸田戯曲賞を獲得しました。
 お母さんの葬儀が亡くなって、妻からは突然離婚を切り出された男が主人公です。 ところが面倒を見ながら一緒に暮らしているボケた父親が突如脱皮を繰り返し、若返っていくという仰天ストーリー。「死」が物語の入り口になっているけどれど、生きていくこと、人生への讃歌とも言える作品です。笑えます。おセンチになる場面はまるでありません。気軽に見られます。若返っていく父親役は、70代から10代後半までの役者が演じます。こういう破天荒な芝居をやったときのほうが、さまざまな世代がそろい、腕のある劇団は強みを発揮すると私は思っています。


 そういえば、いつぞや告知したテレビ出演ですが、先日の金曜日に放送されたみたいです。みたいです、って言われてもね。30秒ほどの出演だったそうです。1時間くらいカメラ回していたのに(苦笑)。
 

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2007/05/24 21:29

�������<�荀喝������� [�泣��泣�羂����]

 

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2007/05/20 14:34

薮原検校 [観たり・聴いたり]

 

 古田新太の悪党ぶりを楽しみに、『薮原検校』を観る。  作・井上ひさし/演出・蜷